テニス界の新星
2008.02.20
うれしいニュースが流れました。
なんと、日本人テニスプレイヤーが、デビュー4か月余りで、しかも、18歳という若さで、男子テニスのデルレービーチ国際選手権で優勝したのです。
その名も、「錦織圭(にしこりけい)」選手です。
5歳からテニスを始め、テニス留学のため、13歳で、単身渡米したという経歴の持ち主です。
もとよりたぐいまれな才能を持っていたのだと思いますが、その才能を開花させるために、ものすごい努力の積み重ねがあったのだと思います。
それにしても、最近、日本の若い選手が、いろいろなスポーツ分野で国際的に活躍していると思いませんか?
彼らの一流の技能と精神力を見ていると、とても頼もしく、そして、敬服してしまいます。
小さな子どもたちとっても、彼らの活躍は、明るい希望を与えてくれますね。
高校・大学時代と、テニス娘だった私としても、またまた、テニス観戦の楽しみが増え、とてもうれしい限りです。
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落馬は誰のせい?
2008.02.19
「馬」続きで、「馬」に関する事件をご紹介しましょう。
乗馬クラブでおきた落馬事故のケースです。
乗馬歴としては中級程度のAさんが、B馬をゆっくりと歩行させていた時に、突如、B馬が後ろ足を蹴り上げたため(馬の世界では『尻っぱね』といいます)、Aさんが落馬して骨折等の怪我をしてしまったという事案でした。
Aさんは、長期間仕事ができなくなったため、乗馬クラブに対して、休業損害も含めた損害賠償請を請求しました。
むろん乗馬クラブ側も、できる限り安全に乗馬を楽しんでもらえるよう運営をしているのですが、残念ながら落馬事故が発生し、Aさんのように大きな事故怪我に至ってしまう場合も否定できません。
考えられる原因としては、①乗り手の問題、②馬の問題、③施設側の問題、と大きく分けられます。
①乗り手の問題としては、技量、乗馬経験、操縦ミスの有無、当時の健康状態・・・等々
②馬の問題としては、性別、年齢、去勢の有無(雄の場合)、経歴(競走馬出身か否か)、事故前の調教の仕上がり具合・・・等々
③施設側の問題としては、乗り手のレベルに合った馬を提供しているか、馬の状態を良好に保つために調教を適切に行っていたか、馬場を安全に利用できるようレベル分けしたり監視員を配置するなどの配慮していたか・・・等々。
このケースでは、①の点は問題なかったので、②と③の点について、主張立証していくことになりましたが、立証にはなかなか困難を伴うケースでした。
中でも、問題になったのは、「B馬自身」が重要な証拠となることです。
うかうかしていれば、大切な「証拠」を「処分」されてしまうことも予想されました。
そこで、すかさず、証拠保全の申し立てを行い、裁判官に、現地まで来てもらい、B馬の「検証」をしてもらうことになりました(ちなみに、「検証」とは、裁判官が、五感の作用により、直接に検証物の形状・性質・状態を観察し、その結果として得られた内容を証拠資料とすることをいいます)。
本来、のどかな風景である乗馬クラブに、背広を着た裁判所の人たちがやってきて、いろんな角度からB馬の写真をとったり、去勢しているかどうかを見るために下から覗き込んだり・・・肝心のB馬は、始終、きょとんとしておりましたが。
それにしても、当時の私は、「乗馬の経験」も「馬の専門知識」もなかったため、いくつもの乗馬クラブ等に無理を言ってヒアリングに押しかけたり、馬の専門書を何冊も読みこんだりしたことが、今となっては懐かしく思い出されます。
にわか「馬博士」を自称していた私ですが、優雅に乗馬を・・・という生活は、残念ながら、まだまだ実現しそうにありません。
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荒馬踊り
2008.02.18
先日、馬頭琴のお話をしましたが、今日も、「馬」のお話です。
「荒馬」(あらうま)という踊りをご存知でしょうか?
テンポのよい太鼓と笛の音にあわせ、「ラッセーラー、ラッセーラー、ラッセーラッセーラッセーラー♪」というかけ声いさましく、馬を模した衣装を身につけて、右に左に、上に下にと、勇壮に力強く飛び跳ねる踊りです。
荒馬踊りは、青森県地方に伝わる伝統的な踊りですが、最近、東京の保育園や小学校でも、取り組むところが増えてきているようです。
日本古来の伝統や文化を継承するという意味に加え、全身運動としても大変優れているからでしょう。
先日、地域の保育園の行事に招かれた際にも、ばっちり衣装を決めた年長児さんたちが、この「荒馬踊り」を披露してくれました。
ゼロ歳児も、太鼓や笛のリズムに体を揺らし、
2歳児くらいになると、かわいい足取りでステップを踏み、
4歳児くらいになると、太鼓のリズムを正確に再現できるようになります。
それぞれの成長の過程を経て、年長児さんたちは、力強い「荒馬踊り」を披露してくれました。心を一つにして、ひたむきに跳躍している姿は、とても感動的でした。
周りで見ている大人たちも、「ラッセーラー♪」と掛け声をかけ、足でリズムをとりながら、心はウキウキと高揚してきました。
洋楽があふれる今の時代ですが、太鼓や笛の音、素朴な祭りの掛け声は、やはり、いいものですね。日本人の心に響いてきます。
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お姉ちゃんが妹の未成年後見人に
2008.02.17
先日、未成年後見人のお話をしました。
後見人というと、年配の方をイメージする場合が多いかもしれませんが、今日は、とても若い後見人のお話です。
その家族は、お母さんを早くに亡くし、お父さんが男手ひとつで娘さん2人を育てていました。娘さんたちは、当時、中学生と幼稚園生だったと思います。
ある時、お父さんが事件に巻き込まれてしまったのですが、私が関わらせていただき、なんとか、解決に至ることができました。
なかなか素敵なお父さんで、事あるごとに、2人の娘さんのことをうれしそうに自慢しておられたのをよく覚えています。
それから、数年がたち、その方の娘さんからお電話がありました。
きっと父娘3人で、平穏に暮らしているだろう・・・私はそう思っていました。
ところが、娘さんから出た言葉は、意外な言葉でした。
お父さんが自殺により亡くなったとのこと。
呆然として何も言えない私に対し、娘さんは、殊勝にも、「妹はまだ小学生です。私が妹の面倒をみなくてはなりません。私が、妹の未成年後見人になれないでしょうか。その手続きをお願いしたいのですが。」と言うのです。
しかし、お姉さんはまだ高校を卒業したばかりの18歳。自分自身も未成年者ですから、妹の後見人にはなれません。
私は、姉妹とも話し合い、叔父さんに未成年後見人になってもらうよう段取りをし、手続を進めました。
2年後、晴れて成人したお姉さんは、妹の未成年後見人になるため、家庭裁判所の手続きをとりました。
自分の将来よりも何よりも、小さな妹のために、精一杯頑張っていたお姉さん。
そのお姉さんを、心から慕い、頼りにしていた健気な妹。
今も、肩を寄せ合い、必死に生きているはずの姉妹に、幸多かれと祈らずにはいられません。
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東京ちいさな旅
2008.02.15
昨日は、バレンタインデーでしたね。
贈る側だったり、贈られる側だったり・・・
皆さんの周りでは、素敵なドラマがあったでしょうか?
そんな夢のあるイベントであるはずなのに、
「はい。これ、チョコレート。毒は入っていないからね。」というメッセージつきで渡されたという話を聞きました。
・・世相を反映した、なんともやるせないエピソードですよね。
ところで、今日は、たくさんの電車に乗った一日でした。
霞が関の裁判所に出かけた後、世田谷での打ち合わせだったのですが、数えてみると、西武池袋線、丸ノ内線、千代田線、半蔵門線、世田谷線、京王線、小田急線、山の手線・・・なんと、8路線!
中でも、世田谷線に乗ったのは、数年ぶりでした。
ちんちん電車のような風情を残す世田谷線は、電車とバスの雰囲気を併せ持っていて、のんびりしていていいですねぇ。
日溜まりの中、シートにすわりながら、ゆっくり流れていく世田谷の風景に見とれておりました。
移動で大変なスケジュールの日でも、「東京ちいさな旅」を体験できる今日のような一日も、結構、楽しいものです。
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子どもの育つ環境
2008.02.14
現代社会は、つくづく、子育てがしにくい時代だと思います。
事件事故は増加している、情報は氾濫している、地域での関係は希薄化している、親の職場環境もよくならない・・・
先日も、不審者事件の増加のお話をしましたが、残念ながら、容易に、子どもを外に遊びに出せない状況になっています。
実際、遊びや習い事の送迎に、親御さんたちはずいぶん苦労なさっているようです。
自分が子どもの頃、あちらこちらの空き地で、基地を作ったり、探検をしたり、暗くなるまで遊び歩いた体験を思い出します。
自分の原風景になっている体験を、今の子どもたちに味あわせてやれないのは、本当に残念に思います。
どうにかして安心して子育てができる環境にしていきたい、という思いはあるのですが、国レベルでの対応が求められる面もあり、一挙全面解決、というわけにもいかず、地道に進めていくことしかできそうもありません。
そんな思いを日々抱いておりますが、本日の午前中は、本業の業務をいったん中止し、地域の児童館運営委員会に出席してきました。
地域の小学校校長、PTA会長、保育園園長、主任児童委員、警察少年課、子育て支援団体関係者etc.が定期的に集まり、地域の子育てに関する情報を交換し共有することで、地域で子育てを見守っていこうという試みです。
どの子育ての現場からも、現状には多くの問題があると指摘する意見が多く出されましたが、共通していたのは、地域で連携しながら子どもを見守っていく必要がある、という意見でした。
子どもの育つ環境を守るのは、子どもではなく、大人しかできません。
本日開催された児童館運営員会は、地道なようですが、地域での顔が見える関係を築く機会となり、着実に、子育てしやすい地域にしていくための架け橋となるはずです。
少しずつ、だけど、着実に・・・これは、私のモットーでもあります。
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スキー場での事故(その2)
2008.02.13
先日の連休、日帰りスキーを楽しんできました。
そのスキー場で、あわや大事故になる寸前の光景を目撃しました。
側面が崖になっている、幅の狭いコースで、スキーヤーがスキー場の設置した防護ネットを突き抜けて、崖の下に転落してしまったのです。幸い、大きな怪我はなかったようで、転落したスキーヤーは、救助のロープを頼りに崖をよじ登り、無事生還しました。
以前、スキーヤー同士の接触事故のお話をしましたが、今回は、上述の事故のように、スキー場の設備に関して発生する事故についてお話しましょう。このような事故の場合、スキー場経営会社の施設の設置管理の瑕疵(かし)の有無が争点となります。
長野県のスキー場で、大学生のAさんがスノーボードで滑走中、コースに沿って設置されている防護ネットを支える木製の丸太の支柱に衝突し、頭蓋骨骨折等で死亡する事故が発生しました。
Aさんの遺族は、スキー場側に支柱にマットなどの衝突緩和のための方策を講じていなかったのは、設置管理上の瑕疵があったとして、スキー場側に対して損害賠償を請求しました。
裁判所は、当該コースの難易度、支柱の位置、利用者数等に鑑み、このケースの場合、スキー場側が、支柱にマットなどの衝突緩和の措置を講じるまでの義務はないとして、スキー場側の設置管理に瑕疵はないと判断してスキー場側の責任を否定しました(長野地方裁判所平成16年7月12日)。
もう一例ご紹介しましょう。
鳥取県内のスキー場で、Bさんが、ゲレンデ内の松の木に衝突する死亡事故が発生しました。
Bさんの遺族は、松の木を伐採したり、松の木の周りに防護マットを敷設していなかったのは、スキー場に設置管理上の瑕疵があったとして、スキー場経営会社に損害賠償を請求しました。
裁判所は、松の木の位置や大きさ、その周囲の状況、ゲレンデの利用状況等に鑑みて、この松の木は、視認可能性が高い状態で、黒色で目立つ形で、他の木と同様に立っているものであること、通常のコース取りで滑走した場合には衝突しない状況であるといえること、初心者であっても松ノ木の近くを滑走する時は危険であると判断すれば衝突を回避することができること、等の理由から、スキー場経営会社の設置管理上の瑕疵があったとは認められないとして、スキー場経営会社の責任を否定しました(福岡地方裁判所行橋支部平成14年3月5日)。
スキー場側には、当然、スキーヤーたちが安全に滑走できるようにゲレンデを整備したり、危険物・障害物を撤去する等の安全措置を講じなくてはなりません。
しかしながら、スキーは、本来、自然の地形を生かしたスポーツですから、コース周辺には自ずと崖地等が存在しますし、自然の植栽も多数存在します。
スキーヤーの安全を確保するために、自然にどこまで手をいれるかは、まさにスキー場の地形やコースのラインや利用状況等によってケースバイケースで判断されることになります。
本日、ご紹介した2つの事案は、スキー場の責任が否定された例でしたが、次回は、スキー場側の責任が認められた例をご紹介することにいたしましょう。
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火の用心
2008.02.12
練馬区には、「ねりま安全・安心メール」という制度があり、登録さえすれば、練馬区各地域での犯罪や事故等について、迅速に情報を送信してくれます。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/anzenansin/m/index.html
私も登録しているのですが、多い日には、数回、メールが流れてきます。
一番多いのは、児童を対象とした不審者出没のニュースです。
逮捕に至らない事案も多いと思われ、特に、小さい子どものいる家庭にとっては、とても心配な現象です。
子どもをターゲットとする不審者の増加は、練馬区に限らない話ですが、地域ぐるみで、子どもを見守る防犯体制の強化の必要性を痛感しています。
さて、本日、流れてきた「安全・安心メール」は、火災に関するニュースでした。
なんと、石神井消防署管内で火災が急増しており、昨年の同時期に比べると11件の増加、1月は14件の火災が発生したとのことです。
昨年の暖冬に比べ、今年は寒さが厳しいことも影響しているかもしれませんが、石神井消防署管内だけで、ひと月14件という数字は驚きです。
火災は命にも関わる恐ろしいものであるだけに、被害を最小に抑えるための対策が必要です。
火災の被害のうち、約7割が逃げ遅れだというデータもあり、早期に火災に気付かせる火災報知機を備えることで被害を軽減することができます。
平成16年に消防法が改正され、既に、新築住宅には、火災報知機の設置が義務付けられていますが、東京都では、既存の住宅についても、平成22年4月1日から火災報知機の設置が義務付けられることになっています。
小さな子どもが巻き込まれる痛ましい火災事故も増えています。
火災報知機の設置がまだのみなさんは、万が一のとき、自分や家族の命と財産を守り、被害を小さくするためにも、早期に火災報知機の設置を検討してみてください。
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馬頭琴の音色
2008.02.08
馬頭琴(ばとうきん)という楽器をご存じですか?
馬頭琴は、モンゴルの遊牧民の間に古くから伝わる楽器で、モンゴル語では「モリン・ホール」(馬の楽器)と呼ばれているそうです。
二弦からなる擦弦楽器で、膝の間にはさんで、弓で弾きます。弦や弓は、馬のしっぽを百本以上束ねたものだそうです。
今日、馬頭琴のコンサートに参加する機会を得て、初めて、馬頭琴の演奏を聞いたのですが、やはり、生の演奏はいいものですね。
モンゴルの民族衣装に身を包んだ奏者が、魂を込めて奏でるその音色は、どこか物哀しく、広い草原を風とともに駆け回って、空に吸い込まれていくような音色でした。
『スーホと白い馬』というお話があります。
・・・モンゴルの少年スーホは、白い馬を小さい頃から育ててきました。白い馬は、スーホによくなつき、どんな馬よりも早く野を駆けるようになりました。そんな白い馬が欲しくなった王様は、スーホから無理やり白い馬を引き離します。でも、スーホが恋しい白い馬は、隙をみて逃げ出し、追手に矢を射かけられながらもスーホのところに辿り着きます。しかし、傷を負った白い馬は、間もなく息を引き取るのです。白馬の死を悲しむスーホに白い馬は言うのです。「わたしの骨や皮やたてがみで楽器を作ってください。そうすれば私はいつまでのあなたと一緒です。」そうしてスーホが作った楽器が馬頭琴と呼ばれるようになった・・・そんなお話です。
そんなお話を思い出しながら、まだ見ぬ国、モンゴルに思いを馳せたひと時でした。
近いようで遠い国ですが、いつか行ってみたい国の一つです。
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○○弁??
2008.02.07
○○弁・・・と聞いたら、何を想像されますか?
お弁当の種類??と思われるでしょうか。
弁護士の業界には、「○○弁」という言葉がたくさんあります。
「ボス弁」といえば、事務所のボスの弁護士のこと。通常は、経費負担をしている事務所の主宰弁護士のことをいいます。
「アニ弁」といえば、事務所の先輩弁護士のこと。たとえ、年が若くても、先に司法試験に合格し修習生になった期が上であれば、「兄弁」になります。
ただ、いまや、女性弁護士が約3割となろうとする時代ですから、今後は「アネ弁」という言葉も必要になってくるかもしれません。
「イソ弁」といえば、法律事務所に就職して、給料をもらっている弁護士のこと。おそらく、居候している、といった意味から「イソ弁」というのでしょう。
最近になって、にわかに造られた言葉が「ノキ弁」。
これは、実は、難しい背景を含んでおります。
司法制度改革の一環として、現在、急速に弁護士数を増加させようとしていますが、結局、就職できない弁護士(すなわち「イソ弁」になれない弁護士)が多数生じるのではないかと懸念されています。実際、新米弁護士の就職は相当に厳しい状況であると聞いています。
このように「イソ弁」になれない弁護士が、給料はいらないので、事務所の軒先だけを貸して机を置かせてください、といった意味で、「ノキ弁」という言葉が生まれたようです。
また、東京には、弁護士会が3つあるのですが、
東京弁護士会のことを「東弁(とうべん)」、第一東京弁護士会のことを「一弁(いちべん)」、第二東京弁護士会のことを「二弁(にべん)」といいます。
そんな弁護士業界ですが、実は、今は選挙の季節なのです。
明日が日弁連(日本弁護士連合会)会長の選挙の投票日です。
2年に一度、この時期になると、いろいろな会派から、投票依頼の電話やファックスが飛び交う時期でもあります。
ご無沙汰していた同期の弁護士との旧交を温めるよい機会でもあるのですが・・・。
今回の選挙の争点の一つに、法曹人口問題が大きく取り上げられていますが、果たしてどのような結果になるのでしょうか。
「ネリ弁」(練馬の弁護士)の私も、清き一票を投じてこようと思っております。
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