日々雑感

1年を振り返って

2014.12.26

本年の業務も本日で終了いたします。

毎年、同じことを思いますが、本当に1年間があっという間に過ぎていくようです。

しかし、一つ一つの案件の、裁判の推移や相手方との交渉のやりとりを思い返すと、

やはり1年間は長かったのだなあ、と思い直します。

 

今年も、顧問先の会社の各種トラブルから、個人の皆様の身近な問題まで、

いろいろな案件に対処してまいりましたが、

それぞれに依頼者の方の納得の得られる解決に導けるよう、ひたすらに歩んできた一年でした。

 

今年は、数年間にわたり代理人をつとめてきた案件が立て続けに解決したこともあり、

依頼者の方々の安心された表情が大変に印象深い一年でもありました。

 

また、調布市のオンズブマン、内閣府の再就職等監視委員会、西東京市の公平委員会などの

行政に関わる仕事では、弁護士本業ではない仕事にも携わることができ、大変勉強になりました。

 

来年も気持ちを新たに、今年以上に丁寧に一つ一つの案件に携わっていきたいと思います。

来年の業務は1月5日からとなっております。

 

寒い日が続きますが、皆様も、どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

相老

2014.06.12

地方の裁判所の支部は,意外に小さな町にあります。

この事件を受任しなければ,絶対来なかっただろうなあ,という町に来ると,

色々と興味深く感じることが多いので,私は,地方出張はむしろ楽しみにしています。

 

今日は,群馬県の「相生(あいおい)駅」に降り立ちました。

一駅先が「赤城駅」と聞けば,なんとなく地理が思い浮かびますよね。

20140612_110142

 

想像以上に小さな駅で,待合室にも座布団が置いてあったりして,とってもアットホーム。

どこぞの旅番組に出てきそうな駅でした。

 

20140612_110018

 

駅前にはコンビニは当然なく,駅弁を売る売店もなく,

帰路は特急内で駅弁でも・・という算段がみごとに外れ,

東京までひもじい思いで戻ってきました。

 

しばらく「相老」通いが続きそうですので,

できれば,少し早めに現地入りするなどして,

この土地ならではのプラスアルファを見つけていきたいと思います。

 

ブログの効用

2014.06.06

関東も梅雨入りをし,今日は一日中,ずっと雨が降っていますね。

これだけ雨が降ると畑はどうなっているだろうと,実は心配しています。

雨があがれば,週末,畑のお世話に行くつもりです。

 

さて,先日,大学時代のテニスサークルで久しぶりの同窓会がありました。

数年ぶりから十数年ぶりに会う友人たちで,ものすごく懐かしかったのですが,

皆さん,それぞれにいろいろな分野で活躍中で,たくさんの刺激をもらいました。

 

関西の大学で教鞭をとる友人は,研究室でホームページを持っているとのことで早速拝見いたしました。

彼女らしい楽しいブログで,多忙な研究生活なのに,日々をエンジョイしている様子が伝わってきました。

過去数年分の記録があると,ああ,彼女はこんなに頑張ってきたんだなあ,と

会っていなかった期間ですら,ぐっと親近感を覚えることができました。

 

私のホームページを見てくれた彼女からも

いろいろな感想をいただくとともに,こんなメッセージがありました。

 『ブログって、その人が元気かどうかがわかるから、いいよね。』

 

そうですね。

私も元気だ,と思ってもらえるようにぼちぼちと近況をお伝えしてきます。

 

 

 

 

 

 

 

Where there is a will, there is a way.

2014.05.14

練馬区行政評価委員会の開催前,練馬区役所本庁舎20階の展望フロアに上がってみました。

わずかな時間でしたが,暮れていく空の美しさにしばし見とれたことでした。

20140513_区役所20F

 

 

さて,昨年5月から1年間にわたって開催されてきた練馬区行政評価委員会でしたが,

昨日,前川区長に対し,「練馬区行政評価に関する提言(答申)」をお渡し,

無事に終了することができました。

全体委員会7回および専門部会10回の合計17回にわたり,

事務事業や施策に関する行政側との質疑応答や評価の在り方に関する委員同士の議論が,

毎回,「熱く」繰り広げられました。

 

多様な住民ニーズに応えるべき行政課題の多さを改めて知るとともに,

効率的な行政運営と区民の満足度を両立させていくことの困難さについて

毎回,考えること,学ぶことがたくさんありました。

 

近年,地元志向が強くなってきておりますが,

われわれ住民が練馬区民であることを誇りに思えるような,

そして行政にとっても練馬区職員であることを誇りに思えるような

そんな練馬になってもらいたいと強く願うとともに,

提言がその指針たりうるのか,これからも見守りたいと思います。

 

委員長が最後のご挨拶にて,委員や職員に贈られた言葉がありました。

    Where there is a will, there is a way.

アメリカのことわざで,意志のあるところには道がある,という意味だそうです。

やる気になればやれる,と言い換えてもよいかもしれません。

 

平成16年度の練馬区行政評価委員会立ち上げのときから同委員会を

牽引してこられた委員長の「とにかく前進あるのみ!」というお言葉に

 強く感銘を受けると同時に,私ももっと頑張ろう!と奮起したことでした。

 

 

 

新緑の甲府

2014.05.08

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今日は甲府へ出張でした。

中央本線の笹子・大日陰トンネルを抜けると,車窓の風景が一気に甲府らしくなりました。

広がる果樹畑やブドウ畑 ・・・東京に比べると,木々の緑もまだ淡い色合いです。

この冬の大雪の被害が心配でしたが,

見る限り畑では収穫に向けた準備がしっかり始まっているようで安心しました。

 

ところで,甲府といえば,NHK朝ドラ『花子とアン』で一躍脚光を浴びていますね。

実は,私もビデオ録画して毎晩チェックしています。

貧しい中で勉強することの大変さ,女性が自立することの難しさ,翻訳への目覚め・・・等

見どころはたくさんあると思いますが,

主人公が連発する「てっ!」,「じゃん」,「こぴっと」等の聞きなれない甲州弁も

とても興味深いと思って観ています。

 

この方言について,地元の方からお話を伺うことができました。

「てっ!」という語は,感動,感嘆,尊敬の念を表し,

通常は,単独ではなく,「・・・じゃん。」という表現とセットで用いるようで,

たとえば,「てっ!すごいじゃん。」などと使うそうです。

 

「こぴっと」という語は,「きちんと」という意味だそうです。

「こぴっとやりとげよう。」などと使うそうです。

 

 

 日中の仕事を「こぴっと」終わらせた後,

帰路の電車までの時間が少しあったので,甲府駅北口広場を散策しました。

甲府の裁判所へはある案件で10年ほど前に通っていた時期がありましたが,

その頃とは比較にならないくらい駅前がきれいに整備されていてびっくりしました。

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この建物は,「藤村記念館」といって,明治8年に小学校として建てられた建物を

移築したものだそうです。

和洋折衷の建築スタイルがとても目をひき印象的な建物です。

 

朝ドラの主人公のモデルの村岡花子さんが学んだ学校ではありませんが,

明治時代の学校の雰囲気がどことなく伝わってきますね。

 

中には昔のままの机・椅子を並べた当時の教室が再現されていましたが,

ちょうど近所の小学生が遊びにきて,先生と生徒ごっこをしており,

明るい笑い声を聞くうちにタイムスリップした気持ちになりました。

こんな素敵な小学校で学べた当時がうらやましく思われたことでした。

 

 

4月の赤ちゃん

2014.04.24

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街のあちらこちらでハナミズキの白い花をみかけるようになりました。

この写真は練馬区の光が丘でみかけたハナミズキの街路樹です。

 

前回はネギの赤ちゃんの話をしましたが,

先日,光が丘の保育園で可愛らしい本当の赤ちゃんに出会いました。

 

かつて保育園運営事業行うNPO法人の理事長をしていた頃は,

頻繁に保育園には出入りをしておりましたが,

理事長を引退したここ数年間は保育園にお邪魔する機会から遠ざかっていました。

 

今回,機会を得て,久しぶりに保育園にお邪魔させていただき,

園内を見学しつつたくさんの園児さんたちと挨拶をしてきました。

 

保育園の子ども達は本当に元気で可愛らしいのですが,

やはり0歳児さんのクラスは独特の可愛さがありますね。

 

ミルクを一心に飲んでいる赤ちゃん,

微動だにせず寝入っている赤ちゃん,

保育士さんにあやされて穏やかな表情の赤ちゃん,

訪問者の私たちに向かってありったけの笑顔を投げてくれる赤ちゃん・・・

 

入園して間もないのに,どの赤ちゃんも落ち着いていたのが印象的でした。

室内環境や園長先生・保育士さんたちの愛情たっぷりの保育のおかげなのでしょうね。

 

4月,保育園に子どもを預け始めた保護者の皆さんはいろいろと不安も

あるでしょうが,

4月の赤ちゃん達はすでに驚くほど環境に適応しておりました。

この様子であれば安心して預けられそうですね。

 

 待機児童の問題や少子化の問題,女性の働く環境の問題など,

毎日のように新聞やニュースで取り上げられていますが,

1人1人の赤ちゃん達が,落ち着いて生育できる環境が着実に実現される

ことこそが大切なのだと思います。

 

 

 

 

-4℃

2014.01.18

全国的に寒波に覆われて寒い日が続いています。

皆様,お変わりありませんか?

 

1月16日,練馬の気温は最低気温がマイナス4℃でこの冬一番の寒さを記録したそうです。

マイナス4℃はただ事ではないと思い,練馬観測史上最低気温ではないか?と思い,

気象庁のHPで確認したところ,2013年1月6日のマイナス4.6℃が観測史上最低気温だったようです。

寒くない日のスキー場の気温並ともいえます。いずれにしても練馬は寒い!ということですね。

 

朝のニュースで気象予報士さんが,「今朝の渋谷は1℃で大変冷え込んでいます。」とリポートしても,

練馬は,そこから大体2~3℃は寒いのです。

 

この寒さでいよいよ風邪やインフルエンザも流行りだしているようです。

昨晩,出席したある委員会でも,欠席者やマスク姿が目立っておりました。

どうぞ皆様,健康に留意して厳寒期を乗り越えましょう!

 

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~あなたの身近な法律アドバイザーとして~

東京都 練馬区 石神井公園駅歩1分

『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛

https://www.aizawa-law.jp/

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練馬区行政評価委員会

2013.08.31

8月最終日。真夏のぶりかえしのような暑い一日だったようですね。

私は、練馬区庁舎の一室で、「事務事業評価の第三者評価」に出席してまいりました。

午前と午後に3事務事業ずつ、合計6事務事業について質疑応答を経て、

各委員が評価をし、最終的に委員会の評価を決定するというものです。

 

この行政評価委員の仕事は、大変勉強になります。

区職員の方々との質疑応答を経る中で、

区がどれだけ多種多様な事務事業を担っているか、

それらが区民である私たちにどのように還元されるのか、

など、実はすごく大切なことなのに、これまであまり考えなかった事柄が

実感としてわかるようになりました。

 

今日も、さまざまな意見が出されましたが、

やはり立ち返るべきは、何のための事務事業であるか、ということ。

去年の事務事業を今年も継続しているということでは効果はあがりません。

知恵を絞って試行錯誤することも大切だと思います。

 

区職員の方々の情熱と真摯な姿勢に大きな期待を抱くとともに、

私たち区民も、区に任せきりにせずもっと地域のことに関心を持つべきだろうと思います。

 

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夏の終わり

2013.08.30

8月もいよいよ終わりに近付いてきました。夏が終わろうとしていますね。

皆さんは、何に夏の終わりを感じますか?

 

私にとっての夏の終わりとは・・

それは、裁判所に行く仕事が(裁判や調停など)再び始まるということです。

実は、裁判所は、7月下旬から8月いっぱいまで休廷期間に入るので、裁判期日や調停期日が入りません。

ですので、弁護士も8月はちょっと息がつける時期でもあるのです。

でも、8月の終わり頃から、裁判所の期日が入り始めると、いよいよ、夏が終わったなあ~、

秋からまた忙しくなるなあ~という気持ちにさせられるのです。

 

今日は、まさに、その気持ちになった日でした。

まだ少し閑散とした裁判所ですが、これから、またにぎわいを取り戻すことになります。

日々の時間の流れに負けないよう、この秋もしっかり頑張りましょう!

 

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職業体験

2013.08.28

最近、職業体験を取り入れる中学校が多いようですね。

 

当事務所にも、中学生が職業体験の一環としてやってきてくれました。

今年の2月には地域の中学校が、この夏休みも私立中学校の生徒が来てくれました。

 

法律事務所は、実際に体験してもらう仕事はあまりないので、

事務所の雰囲気を見てもらった後、自ずと質疑応答が中心になるのですが、

「なぜ弁護士さんになったのですか?」

「悪いことをした被告人を弁護するのはどうしてですか?」

などという本質を突いた質問をされることも多く、

私自身も、基本に立ち返って答えながら新鮮な気持ちになれました。

 

数年前、「13歳のハローワーク」という本が話題となりましたが、

感受性の豊かなこの時期に、実際に仕事の現場を訪れ、社会との関わりや未来の自分の仕事について

考えるきっかけとなる職業体験は、すばらしいカリキュラムだなあ、と思います。

 

事前の連絡も、当日の来訪も、後日のお礼状も、すべて生徒が自分たちで行っているようです。

最近の中学生はしっかりしているなあ、と頼もしく思ったことでした。

 

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