夏野菜
2017.07.09
家庭菜園をされているクライアントの方が
夏野菜を差し入れしてくださいました。
様々な色形の茄子に思わず見とれてしまいました。
細い茄子は、麻婆茄子に合うということでしたので、
早速、その晩のメニューは麻婆茄子にとさせていただきました。
柔らかく香りよく美味しく頂戴いたしましたよ!
家庭菜園で茄子を栽培してみよう、という気持ちがあるとしても、
何種類もの茄子の苗を取り寄せて育ててみよう、という方は
なかなかおられないでしょう。
プラスアルファの好奇心で人生を豊に彩っておられる
そのクライアントの方の生き様が垣間見えたような気がいたしました。
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東京都 練馬区 石神井公園駅北口徒歩1分
『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛
TEL: 03-5393-1055
https://www.aizawa-law.jp/
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赤松政経塾
2017.02.21
赤松良子さん、87歳。労働省婦人局長時代に『男女雇用機会均等法』を制定させたキーマンであり、その後、文部大臣も務められた方です。現在も様々な場面でご活躍でいらっしゃいます。
赤松さんが主催する赤松政経塾では、毎回、政治家を始め映画監督や会社経営者など、様々な方のお話を伺いますが、前回は約17年前に放映されたNHK番組『プロジェクトX〜女たちの10年戦争〜雇用機会均等法誕生」が上映されました。昭和61年に「男女雇用機会均等法』が制定されるまでの経緯が描かれた番組でしたが、改めて当時の女性たちの苦労を知り、涙があふれるほど感動をいたしました。
今の若い方はもう信じられないかもしれませんが、その当時は、女性は会社に採用されてもお茶出しが大事な仕事で、職場には女性が男性と同等であるという概念はまるでなく、「結婚したとき、30歳になったら退職する」という規定がまかりとおっておりました。
働きたい女性が当たり前に働ける時代にしたいという一念で、赤松さんは準備室発足の段階から指揮をとっておられましたが、審議会の委員のみならず関係各所のコンセンサスを得ていくのは容易ではなく、法案の諮問に至るまでは本当に苦難の連続だったそうです。赤松さんは反対意見の強かった経済界を説得するために連日訪問し続け、ついには声がでなくなったこともあったそうです。そして、本当は「採用・昇進等での男女の機会均等を義務」と明記したかったが、反対側も受け入れ可能な「努力義務」にとどめる内容で法案をまとめ上げました。
ただ、そうなると今度は女性労働者代表側の委員が納得せず、法案を諮問する予定であった審議会の最終日に同委員は欠席することを通告してきたそうです。さすがの赤松さんも、この時ばかりは辞任も覚悟したそうですが、最後の最後に同委員に電話をかけ、「この法案は不完全ではあるが、制定することにこそ大きな意義がある」と伝え出席を促したそうです。同委員は無言で電話をきったが、審議会には出席され、法案は無事に諮問されたとのことです。その後、両議院でも承認されて昭和61年4月に施行され、いわゆる女性総合職が誕生することになりました。
その後、『雇用機会均等法』は平成9年に改正されるなどして、性別にかかわりなく均等な機会を与える義務や差別的取り扱いの禁止義務が明記された現在の姿になりました。
世の中のことはすべて経緯があるわけですが、いわゆる潮目が変わった時には、特別に強い「思い」を持つ人物が関わっていることが殆どです。しかし、ともすると、その「思い」は時間の流れとともに薄らいでいってしまいます。時には振り返り「思い」を再認識する必要もあると思います。この番組は現在の若い女性のみならず若い男性にも、是非、見てもらいたい内容だと思いました。
「命ある限りもう少し社会の役にたちたい」と言い切る赤松さん。小さなお体ですのに、「思い」を貫いた女性の強さが全身から滲み出ていてまぶしい限りです。赤松政経塾は参加する度に大きなパワーをもらえます。
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河津桜
2017.02.15
今日はコートの襟元を緩めて歩くほど、日中は暖かくなりました。
午後から行政オンブズマンの仕事で調布市役所に伺いましたが、市役所の入り口には満開の桜。そこだけ春爛漫といった雰囲気でした。
この桜の木は「河津桜」とのことで、ソメイヨシノよりも一足早く、2月に入る頃には満開になるようですが、何と言っても満開の桜の姿は美しいものです。
青空に映えるやや濃い美しいピンク色。つい足を止めて見入ってしまいました。
本当の春も着実に近づいているようです。
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ねり丸
2017.02.15
練馬区は昭和22年8月1日に板橋区から分離独立し23番目の特別区として誕生しました。今年は、練馬区が誕生してから70周年という節目の年になります。
人間70歳といえば、成熟期。これまでの生き様がまさに集約され体現されている頃だと思います。
練馬区も成熟期を迎え、いまや人口は72万人に迫る勢いですが、他方で限られた財源の中で多様化する行政ニーズに対応すべく、前川区長の下、区政改革が精力的に進められています。
私も、練馬区区政改革推進会議のメンバーとして、これまで様々な意見を発信させていただいておりますが、練馬区の一事業者として、一区民として、これからも「みどりの風ふくまち」を体現するようなよいよい練馬になることを願っています。
練馬大好きの私は、当然ながら練馬区公式アニメキャラクターの「ねり丸」のファンですが、スポーツジムで使用するアルミボトルにもねり丸のシールを貼り、ささやかながら練馬区の応援をしております。
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予防法務の実践
2017.01.29
1年半前に法律顧問になった会社があります。立ち上げたばかりの会社で契約書を作成すること自体が初体験という状態で、担当の若い女性スタッフは悪戦苦闘されていた様子でした。
国内取引の契約に引き続き、中国の企業との取引もすることとなったことから、想定されるリスクを洗い出して整理し、それを契約書に織り込むなどする作業を一緒に行い、それこそ一言一句、苦労して契約書をまとめました。
あれから1年、再び中国の企業との取引の話が持ち上がっているとのことで、新しい契約の件で打ち合わせしたいという連絡があり、担当の女性スタッフとの打ち合わせをいたしました。
女性スタッフは、「今度の契約書には、このようなことを盛り込んでもらうつもりです」と前置きして、それこそ20項目にわたる点を整理して説明をしてくれました。
例えば、工程が遅れたときの扱いや原因に応じた責任の所在、各工程を確実に終了させて次の工程に進むための確認手段、委託金額を確実に回収できるための方法、お互いの担当者間で行き違いが生じないための確認の方法、などなど。そのすべてが1回目の取引の実体験の中で感じた不都合な点を踏まえたものでした。
実体験に基づき感じた不都合を、次回は修正して不都合が生じないようにする・・・これこそがまさに予防法務を実践していることだと感じました。
以前の契約の際に生じた不都合な点を引き出しの中に集積していくことで、今後の取引における具体的なリスクを想定しやすくなりますし、次の契約書では、そのリスクを回避するための方策をちりばめた、まさに「生きた」契約書を作成することができるようになります。
わずか1年ちょっとでここまで成長した女性スタッフの姿がとても頼もしく思われたことでした。
小さい会社ではありますが、このようにキーになるスタッフがきちんとした契約書を作成するスタンスを身につけていることは、今後の会社の発展に大きな力となるだろうと確信いたしました。
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妙福寺
2017.01.20
昨年あたりから、日本の伝統文化にものすごく関心が芽生えてきました。
ちょうど一年前に、ここ、練馬区南大泉の妙福寺の書院で行われた『初釜会』に参加したのがきっかけでした。
お茶の世界は、礼儀作法はもちろん、お茶碗、掛け軸、お花を鑑賞する喜びと、
さらに見た目にも美しい和菓子と慈愛にみちたお抹茶をいただけるという喜びに充ち満ちております。
なんと素晴らしい世界があったのだろう?! とカルチャーショックを受けました。
日本のよき伝統文化がぎっしり詰まったこの世界に知らずにここまできてしまったことを後悔しましたが、
このままではいけない、今からでも遅くないと、何かに突き動かされるように、お茶の世界に飛び込んでしまいました。
あれから、ちょうど1年たちました。
月に1、2回訪れるこの妙福寺で過ごす非日常的な時間と空間が大好きです。
冒頭の写真は、1月の厳寒期、澄み渡り凜とした雰囲気の境内です。
春の芽吹きが今から楽しみです。
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真夏の裁判所
2016.08.09
東京の今日の予想気温は37度。
ということは練馬もう2度ほど、高くなるでしょうか。
どういう暑さになってしまうのでしょうか?
あまり予想したくないですね…。
さて、夏休みの方も多いかもしれません。
当事務所も8月11日から15日までが夏季休業となりますが、
夏季休業前の裁判案件として昨日は裁判所での和解手続がありました。
紛争解決の目処をたてたいと頭をフル回転で和解手続に臨み、
夕方、裁判所の外にでた瞬間、
うるさいほどのセミの声に、紛争の世界から現実の世界に戻らされました。
裁判所の玄関前には一本の大きな木があるのですが、
その木を見上げると、霞が関官庁街の空もすっかり夏の空でした。
2016年のスタート
2016.01.06
新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2016年はどのような1年になるでしょうか。
世界情勢に目を転ずれば、あちらこちらで様々な問題が巻き起こっており、心配の種は尽きません。
日本国内においても、経済の動向はいまだ不透明な部分も大きく、かつ、社会構造はますます複雑化・多様化しており、それに伴い各方面で対応すべき点もますます増加する方向にあります。
会社経営においても、個人の社会生活においても、各方面でのトラブルを回避しながら進めていく予防法務の重要性がますます大きくなっているように思われます。
トラブルは、いったん表面化してしまうと、解決に至るために相当程度の時間やエネルギーを必要とします。
日頃からアンテナを張りトラブルを回避すること、万が一、トラブルが生じそうな場合も早期にその芽を摘んでおくこと、いわゆる予防法務の考え方が今後ますます重要になります。
この1年は、予防法務を皆さんにお伝えできる機会が増えるよう、これまで以上に尽力しようと思っております。
皆様にとってよりよい1年になりますように。
当事務所もそのお手伝いができますよう一層精進してまいります。
20周年記念大会
2015.09.03
8月最後の週末、京都で司法修習生48期の20周年記念大会が開催されました。
10周年記念大会は熱海で、20周年記念大会は京都で開催されるのが恒例です。
久しぶりの仲間との再会を楽しみに参加してまいりました。
当時の司法修習は2年間。
たくさん勉強して、そして、たくさん遊んで、二度目の学生時代のような思い出深い時期でした。
司法研修所を卒業し、それぞれが、裁判官、検察官、弁護士等、実務の道を歩き出し、
早くも20年が経ちました。
日々、仕事に没頭しながら、あっという間にここまで来たような気がしますが、
久しぶりに仲間で集まってみると、
これまたあっという間に、あの頃の気持ちに戻ることができました。
皆さん、それぞれの途で頑張っておられ、その活躍する姿やお話に私も大変励まされました。
法曹になろうと思った気持ちを今一度大切に思い返し、
次に集まる機会を楽しみに、一日一日を過ごしていこうと改めて感じたことでした。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2015.01.05
2015年がスタートいたしました。
本年も、クライアントの皆様のニーズに
迅速かつ丁寧に対応できますよう努めていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
企業も個人も、取り巻く環境や権利関係が複雑化し、様々な情報が氾濫する中、
対応すべき法律問題は確実に増えているといえます。
トラブルの芽を早目に摘み、トラブルを未然に防げるよう、
あるいは生じてしまったトラブルを最小限にとどめられるよう、
本年は昨年に引き続き予防法務に力を入れていきたいと考えております。
また、近年、お引き受けすることが増えてきた国や自治体の各種委員等の仕事も、
弁護士ならではの経験値や法的バランス感覚を大切に対応していきたいと考えています。
本日から業務もスタートいたします。健康に留意して実り多き一年にしたいと思います。
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