修習同期
私が弁護士になる前は、2年間の修習生時代がありました。
約700人の法曹の卵たちが、12クラスに分かれて、埼玉県和光市の研修所で研修した日々は、とても思い出深いものです。
20歳前半から50歳くらいの男女が、机を並べて授業を受けたり、討論をしたり、模擬裁判をしたり・・・
時には、ソフトボールをしたり、テニスをしたり、旅行に行ったり、花火見物に行ったり・・・
第二の学生時代のように、とっても楽しい時代でした。
そんな研修所での同じクラスの仲間とは、今でも、「修習同期」として、特別な思いでつながっています。
「修習同期」の彼ら彼女たちも、すでに中堅どころとして、裁判官、検察官、弁護士として活躍しています。
裁判所の第一回口頭弁論期日に出頭してみると、裁判官席に、知っている顔がすまして座っていることもままあります。
当然、そんな時は、お互い、知らん顔。
それぞれの役割に徹します。
そんなこともありますが・・・。
別の場所で、会って話をすれば、すっかり修習時代の顔に戻るのです。
今日も、大阪で弁護士をしている修習同期のYさんと電話で話すことがあったのですが、一声、聞いた瞬間に、タイムラグを全く感じずに話ができ、とってもうれしくなりました。
そして、彼女も、大阪の地で、大変忙しい状況の中、頑張っていることを聞くと、こちらも負けないで頑張らなければ!と思います。
「修習同期」は、私にとって、とても大切な心の拠りところなのです。
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『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛
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