「協働」について考える・・
私は、本業は弁護士ですが、数年前から、地域でのNPO活動にも関わっております。
我が国においても、NPOの活動は多岐にわたっており、認証数も増加傾向にあります。新聞等でもNPOの文字を見ない日はないくらい、社会的にも浸透してきています。
社会起業家、コミュニティビジネスなどといった切り口でも紹介されることも増えていますが、地方自治体との関係でいえば、『NPOと自治体の協働』というテーマが注目されています。
私も、NPO活動に関わる一人として、『協働』について、考えることが多いのですが、今日は、明治大学の公開講座『NPO・自治体の協働を検証する』(2回目)に行ってきました。
第1回目は、NPO側からの検証であり、実は、私もパネリストの一人として参加したのですが、今回は、自治体からの検証ということで、自治体職員の方がパネリストとして参加され、実に示唆に富むお話を伺うことができました。
NPO側から見た『協働』と行政から見た『協働』・・・双方の話が聞けた、ということはとても意義深いことだとと思います。
立場が異なるからこそ、それぞれの立場からの思いをきちんと出し合い、それを検証することで見えてくるものがあります。
『協働』とは、一言で定義できるものではなく、各自治体・各NPOの状況や、『協働』が必要とされる各場面に応じて、その内容は異なってくると思います。ただ、『協働』とは、お互いの信頼関係なくしては始まらない、というのは確かなようです。
弁護士もクライアントとの信頼関係なくしては、真の紛争解決には至りません。
何事も信頼関係がなくては物事は前向きには進まない・・・そんな当たり前のことを思い返したことでした。
———————————————————–
~あなたの身近な法律アドバイザーとして~
東京都 練馬区 石神井公園駅徒歩2分
『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛
https://www.aizawa-law.jp/
———————————————————–