ネギの赤ちゃん
種をまいてから2週間。待望のネギが発芽しました。
表土が乾燥しないように,平日の早朝も何度か水やりに通ったかいがありました。
細い細い芽ですがこれが秋冬には直径2センチもの立派な長ネギになるのです。
少しアップにしてみました。
ご覧のとおり,ネギの発芽は二つ折りになって土を割って出てきます。
そして折れ曲がったところが次第に立ちあがって垂直になっていくのです。
細くともピンとまっすぐに立ち上がれば一安心です。
こんな風に「つまようじ」のような細さの草が
あの太いネギになるなんて,まだとても信じられませんよね。
ネギの他にも,他の野菜も確実に成長していました。
前回,細く芽を出していたトウモロコシも,このとおり。
あっという間に葉が「トウモロコシ」らしくなってきました。
大根もこのとおり。
双葉の中から,いわゆるギザギザが特徴の「大根葉」が顔を出してきています。
5列にわたって種を播いた葉物5種(ラディッシュ,小松菜,ほうれん草2種,青梗菜)も
播いたとおりに整列して生育しています。発芽率もよく欠落はほとんどありません。
こちらはあと1週間ほどで収穫が可能な感じのサニーレタス。
このサニーレタスは収穫しても,次々に新しい葉が出るので,毎日でもたくさん食べられます。
ですが,面白いことに,次第に高さが増していき最後は茎だけが残ります。
この様子はかなり滑稽ですので,後日,是非ご紹介したいと思います。
最後にご紹介するのは,ジャガイモの発芽です。
土を持ち上げて発芽している様子がわかりますでしょうか。
このジャガイモもこれからどんどんの葉が茂り,そのうちにきれいな白い花を咲かせます。
ちなみに,この週末は,新たに豆類(枝豆,インゲン)を播く予定だったのですが
あまりに気温が下がってしまったため残念ながら延期。
豆は,播いた後3日間は20℃以上の日が続かなければ発芽しきれずダメになってしまうのです。
実際,一昨年は,天候を読み違えて,播いてしまったがために発芽しきず失敗してしまいました。
今年は焦らず来週に播くことにしました。
作物はやはり生きもの。種や苗は実はとても気温や気象に敏感なのですね。