石神井松の風文化公園
この4月から,以前,日本銀行の運動場であった場所に新しい公園がオープンしました。
「石神井松の風文化公園」という少し長い名前です。
約4.7ヘクタールの敷地内に,サッカーや野球のできるグランドはもちろん
テニスコート,広場や遊歩道が整備されています。
なぜ「松の風」という名前なのか?というと
それは園内に背の高いアカマツが残されているからです。
この公園に限らず,石神井公園付近を散策すると,
背の高いアカマツの木がところどころ残されていることに気が付きます。
住宅街の中に,樹齢を重ねたアカマツが見られるのは珍しいのではないでしょうか。
どうしてアカマツがこんなに残されているのでしょうか。
地理的な特色なのか,何か歴史的な経緯があるのか,今度,調べてみようと思います。
また,公園の名前が「文化公園」となっているのは,
練馬区にゆかりの文化人,
小説家の五味康祐さんや檀一雄さんに関連する展示も併せて見学できるからです。
五味康祐さんがクラシック音楽の評論家でもおられたとは全く存じ上げませんでした。
この「松の風文化公園」を通り抜けると,隣接して都立石神井公園が広がっています。
お天気のよい日に,是非,ぶらりと散策されてはいかがでしょうか。